皆様、こんにちは!NY de Volunteer です。
Brooklyn の Leaders High School での Japan Club も第五回目となります!
毎回、日本文化に親しんでもらうためにスタッフがアイディアを振り絞ってプログラムを考えているのですが、同時にヘルシーで彩り豊かな日本食もできる限り取り入れるようにしています。ただ、日本の学校のように家庭科調理室のような施設があるわけではないので、学校の限られた設備の中で工夫して作れるメニューを作っています。
今回は少し前に行ったプログラムのランチの中で提供した焼きそばをみんながあまりに美味しそうに食べていたので、電気で稼動する鉄板を持ち込んで焼きそば、そしてタコさんウィンナーやハートの形のゆで卵などを利用した、目にも美味しく楽しいデコ弁(おかずを工夫して可愛くデコレーションしたお弁当)に挑戦です!
過去のJapan Clubの様子
第一回目 Brooklynの高校にてJapan Clubを発足!の様子はこちら🔗、
第二回目 Japan Clubでちゃんこ鍋作り!の様子はこちら🔗
第三回目 Japan Club でお餅つき!の様子はこちら🔗
第四回目 Japan Club でお琴と茶道!の様子はこちら🔗
>目次
恒例、日本語で挨拶と自己紹介の練習🇯🇵
海外にも浸透しつつある日本のお弁当文化!🍱
お弁当のおかず作りに挑戦♪
新たなアイディアも生まれ、思い思いにデコ弁作り❤️
最高の笑顔!
恒例、日本語で挨拶と自己紹介の練習🇯🇵
最初はいつも通り日本語の簡単な挨拶と自己紹介の練習。ほぼ毎回参加してくれている生徒はローマ字でふりがなをふった紙も見ずに言えるようになってきました。
今回は一人ずつ、前に出て練習の成果を披露!
左:ずっと外観工事中で見えなかった校舎がようやく見えました。
右:スラスラと自己紹介ができて嬉しそう!
海外にも浸透しつつある日本のお弁当文化!🍱
そして本日の本題のインロトダクションとして日本のお弁当についての説明をボランティアで手を挙げてくれた3名にお願いしました。
日本では学校や職場、遠足や運動会などでお弁当を食べる機会が多く、家庭で作るお弁当以外にもコンビニエンスストアやスーパーで気軽に買うことができ、お弁当箱も保温機能のあるものやデザインが豊富なことなどを紹介しました。また、近年では多くの親が子供を喜ばせるために作るデコ弁やキャラ弁(海苔や卵焼きなどを利用して人気キャラクターに模した図柄を描いたお弁当)を作ることも写真付きで紹介しました。
日本のお弁当文化は海外にも浸透しつつあり、特に日本の「Kawaii文化」が反映されているデコ弁やキャラ弁は特にアニメ好きの人々の間では知っている人が多いようです。
お弁当のおかず作りに挑戦♪
さて、いよいよ実践でデコ弁作りに挑戦ですが、その前に素材となるおかず作り!
まず一番最初に仕込みが必要なハートの形のゆで卵の準備です。時間短縮でお弁当の説明の時間にスタッフで茹でておいたので、みんなで殻を剥くことから始めます。
牛乳パックと割り箸、ゴムを利用してハートの形になるようにしてゆで卵を固定、しばらく時間を置きます。
その間にささっと焼きそばを作成!の予定でしたが、いっぺんに3つの鉄板を稼動したところ限界の電圧を超えてしまったようで電源が落ちてしまいました💦
試行錯誤の結果、3つのグループに分かれて3教室でそれぞれ作成。
思わぬアクシデントで時間に追われましたが、その後また一つの教室に戻って、ブロッコリーとハムで作るブーケやちくわと枝豆で作る鳥の顔、タコさんウィンナーなどを急ぎ作成!
新たなアイディアも生まれ、思い思いにデコ弁作り❤️
ご飯も炊けたので、デコ弁専用の型でカットした海苔を利用して動物の顔を描いたり、みんな思い思いのデコ弁作りに夢中です!
カニカマを裂いてスカーフといってタコさんウィンナーをさらにデコレーションしたりして個性的なアイディアも生まれます。
右下:タコさんウィンナーにカニカマのスカーフを巻いて!
最高の笑顔!
本当はデコ弁コンテストをする予定で景品(お味噌)を準備していたのですが、時間切れとみんなが待ちきれずにできたお弁当を食べ始めてしまったので、景品は次回に持ち越しです!😅
今回は電源が落ちるというハプニングもありましたが、子供達の楽しそうな笑顔をたくさん見られて大成功の回でした。
作業の途中で、「次はいつやるの?」と嬉しい質問もしれくれた子もいて、月に1回程度でしたが半年ほど同じ子供達と関わり、お互い信頼関係と親しみが湧いてきたことを実感しました。
実はこのJapan Clubのプロブラムは毎回リサーチに資料作り、当日の買い出しなど準備がかなり大変なのですが、彼らが安心して楽しみ笑顔になれる時間を作ることができて、このプログラムを続けてきて本当に良かったと思える一日となりました。
この子供達の笑顔がずっと続きますようにと祈る気持ちと同時に、ハプニングにも臨機応変に対応し私たちを支えてくださったボランティアの皆様に心より感謝です!
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